AKIKO TOMOSHIGE FLAMENCO PURO V

AKIKO TOMOSHIGE FLAMENCO PURO V
〜鏡の向こうに... Meditacion〜

≪友繁晶子のフラメンコ・プーロ 公演のお知らせ≫


【 東京公演 】


2004年6月12日(土) 18:00開場 18:30開演
メルバルクホール(東京・芝公園/浜松町)

全席指定:
SS \12,000 (完売)
S \10,000 (完売)
A \ 8,000 (完売)
B \ 7,000

チケット予約・お問合せ:FAX 045-973-6970
            メール info_ole@flamencoole.com ( 担当:中川)


【 長野公演 】


2004年6月9日(水) 18:00開場 18:30開演
長野県民文化会館 中ホール(長野市)
全席指定:
S \9,000 (完売)
A \7,000

チケット予約・お問合せ:TEL 026-226-7577

※長野公演につきましては、下記からもご予約を受け付けております。

携帯電話: 090-1433-6002


090-5449-1724

FAX: 026-226-7595

E-mail: bruja@fine.ocn.ne.jp


■チケット購入方法■

@下記情報を明記の上、チケット予約・お問合せ窓口までご連絡下さい。


・席のタイプと枚数
・申込者氏名
・住所(チケット郵送先)
・電話番号、Emailアドレス


A 空きの確認が出来ましたら、事務局より申込内容の確認とともに、チケット代の振込口座を連絡いたしますので、1週間以内に所定の金額をお振込みください。

1週間経っても入金が確認できない場合、お申込は取消しとなりますので、ご注意下さい。


B入金確認後、頂いたご住所宛にチケットを郵送します。

C当日はチケットをお忘れなく!
(チケットが無いといかなる理由においても入場できませんので、お気をつけ下さい)

又、公演が行われる限り、いかなる理由においても返券できません。


『鏡の向こうに… ‐Meditacion‐ 舞台あらすじ』 (written by Akiko Tomoshige)

ふとしたきっかけで時間が止まる。
周囲の誰にも気づかれずして内的時間の穴に落ちる。

それは通りすがりに鼻腔を刺激した一瞬の香水かもしれないし、針仕事の途中で思い浮かんだ過去の写真かもしれない。題名を知らない音楽の一節かも知れないし、使い古しのカップの欠けた部分かもしれない。その一瞬に人は記憶の底に引きずり込まれて、誰も知らない意識の中に生きる。表面には浮かばない、深い自身の意識の中で、あるいは邂逅し、あるいはもがき苦しみ、癒えた筈の傷を追体験する。

女がいる。いつもと同じ鏡台の前でいつもと同じ仕草を繰り返しているのに、何故か今日に限って突然に気づく。もう若くはないのだ、と。
確実に迫り来る老いというものに突然に捕らわれた自分に気づく。美貌を謳歌してそれがいつか終わるという事に気づく。いつ?いつから?
もう、今から.......?

舞台は女のこの疑問から発して、その一瞬に胸に去来した心象が急展開する。
この世が永遠に続くかのように輝き、明るい美と期待に満ちていた過去と過ぎ去った愛と葛藤の日々が胸に去来する。ああ、自分は本当に生きたのだろうか!!
これで全てなのか!!
このまま朽ち果てて行って後悔はないのだろうか。
何とはかない、一瞬に似た自分の人生だったのだろうか。これで全てなのか?

女は対峙する。いつもの鏡に。一瞬前とは違う苦しみに満ちて.......


解説:
これはモデルを辞めようと決心した、17才の年に私がいつかやりたいと思った題材です。
こんな年の少女がどうしてこんなに重い題材を考えたりしたのかと不思議ですが、これには特殊な環境もあったのかも知れません。

10代の始めから中頃まで、モデルの仕事をしていました。
私自身は子どもと言うには背丈があり過ぎ、大人の女としては幼すぎて中途半端なまま観察ばかりしていました。私は街では振り返られる事もあるような少女でしたが、モデル界に入ればどこにこんなに美しい人が隠れていたのかと驚く程に、大勢の非の打ち所のないような美しい大人のモデルさん達に交じって、取るに足りない、メダカのような気分によくなりました。半端なメダカは観察ばかりしてこんな事を考えついたのかも知れません。

美とか若さを超えた、そういうものにすがりつかないでもやれる何か大きな人格にきっと近づきたいといつも思い暮らしていました。「死ぬまで自分がテーマ」のフラメンコと言う舞踊は、私には老いて行くのが楽しみな舞踊だと当時思えました。これがやれるだけの踊り手にきっとなっていようと思ったものです。あまりに重くて今まで手をつけられませんでした。
もう、自分にこれがやれるか分かりません。でも今ではこれは女と生まれて誰もがどんな年代でも共感するテーマだったのではないかと確信しています。
世界中の女性に、若くても晩年を迎えていても、きっと心に真実として何かを刻む題材なのではないかと。
勇気を持って演じたいと思っています。
そうして、勿論、男性にもきっと真実の舞台として受け容れていただけると信じています。
勇気を持って思い切り踊りきろうと決心しています。


共演アーティスト
ペドロ&ホアン

※先にお知らせのちらし記載の共演アーティストは上記のように変更になりました。

お知らせ



ポスター裏 ポスター裏

■災害、航空機、怪我、その他の予期せぬ理由により出演者や演目の一部もしくは全部が変更、延期になる場合はご了承下さい。

close
フラメンコ・オーレのページへ