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2003年07月のセビリア発信・つれづれ草
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●2003年07月29日(火)

フラメンコ

ブレリアの出と引っ込みの集中レッスンを始めている。
みんな本当に出来ない。
こんなことでは何百年かかっても絶対にフラメンコを踊れるようにはならない。
これだけは断言できる。

初級のレベルでもこのコースに参加している人を見かける。
なかなか偉い。
こういう根性でなくては趣味でもだめだ。

レベル、足りないのですが、やらせてください、きっと頑張ります!
こういう覚悟で自分の行く末はどういうものなのか見ておく。
見ておいて開眼して普段の稽古をどうするか考えることができる。
一歩先、終点になにがあるのか先に知っておかないといけない。
だからこのやり方はまっとうで正しい。
こういう人ばかりだと私も甲斐がある。

フラメンコの基本は即興で、即興ができるようになるためにはどういう勉強をするのか、何が大事なのか
始めから分かっていないといけない。
いつかできるようになっているものではないからだ。
心して勉強し、鍛えないとどんな有名講師、アーティストの隣に張り付いても伝染して来ない。

普段上手に踊る人と、レベルが足りないけれどそれが体得できる人とは別だ。
個人の個性によって来るので舞踊的にいくら上手でもこれができるとは限らない。
どんなにめためたに下手でもフラメンコの才能がある人はいるのだ。

どうやって爆発するのか、こういう勘所を養うのに初歩も上級もない。

ここがフラメンコの醍醐味だ。
とろとろ足なんかやっていないで早くこれをやるべきだ。

今、コース一覧が手元にないのだけれどブレリアのクラスがこの先まだあったら
是非参加して欲しい。フラメンコが何なのかさっさと分かって欲しいし意識を換えるチャンスだ。
この夏いっぱいで絶対に踊れるようになって欲しい。こんなに長く帰国することはないのだから。

あと10分で日本で最も注目されている新体操のクラブに見学に出かける。
上柚木小学校って、京王線のものすごく遠いところにある体育館らしく、
乗り換えだけで4回。本当にめげる。雨まで降ってきているのにこれから二時間半も見て
出かけます。
そう、東にツワモノあると聞けば東にたずね、西に抜群の訓練があると聞けば西にたずねる、と。
そういう人で私は在りたい、と。
まあ、初心を貫いてここまで来ています、ああ、しんどいーーーーー。あなた達も頑張ってね!
(まず長津田だぁ......やだなあ、うじうじうじ........)

●2003年07月25日(金)

フラメンコ・オーレ

今まではあまり意識したこともなかったけれど、フラメンコ・オーレの会員はほとんどが働く女性達で、自分の意思と経済力でフラメンコを楽しく学んでいる。こういう層が主力なんだな、と思い至ったのは昨日のミーティングの時だったけれど、それぞれが自分の持つ技術や経験をアカデミーに役立てようとしてくれている。

 私は芸術面の事以外では専門の知識が無く、この会を通して実にさまざまな専門家と親しいお話ができて開眼されることも多い。お互いに目を丸くし合って、その驚きを新鮮な材料にして会は豊かになって行くような気がしている。事実、商業ベースとしては絶対に採算が取れない貴重な仕事が実現されて行く。
教則ビデオも是非作りましょうという話が夕べは楽しく語られた。
コンサートの企画や、皆さんに人気の高いこのホームページも更により良くする工夫も話し合われて、それはきっと少しずつ確実にいい方向に向うのだな、という感じを心強く持った。

 フラメンコ・オーレ主催のオーディション告知は、この企画自体がなんらかの団体やメディアの利害に抵触するためにあからさまに掲載を断られた。ポスターもそういう理由で貼ってくれないと断られて返って来たので私は予想以上に閉鎖的な日本のフラメンコ界というものをまたもや再認識する羽目になった。

人は判で押したようにスペインに渡ってから今日に至るまでの修行で苦しかったのはどんな事かと聞くけれど、私はかつてうんと若い頃に、日本の教室制度の狭さに窒息してスペインに活路を見出した。昔も今も仕事がそういう意味で十分に翼を伸ばせないのは、本場のスペインではなく、残念ながら日本なのだ。
これは日本の体質なのかな、という気がしている。

 でも、それにも関わらずフラメンコ・オーレのような会が、会という意識なしに素晴らしい仕事を出して行けるというのはかなり日本離れしていて、地球規模で嬉しい。

誰もそうと意図したわけではないけれど、心は広く、人を拒まず、長所を引き立ててフラメンコという素晴らしい芸術を.......という主旨がなんだかどんどん大きな広がりに自らなって行くような感じだ。
アカデミーという範ちゅうでは勿論おさまりきらない。
おさまらないな、と気づいた時にはそれだけではない団体にもうなっている。

みんなの善意がいい方向に、いい方向に、と行かせてしまう。
それでいて会員は結束していない。みんな雲のように自由で空に浮かんでいる。でも頼りなくない。
ねぇ、お願い!て言えば雲が寄ってくれる感じだ。で、仕事が済むとまた遠い空に散って行く。
私はこういうのはかなり好きだ。

知らないうちにそういう体質の会になっていた。
「フラメンコを習うところ」から「バレエも習うところ」になり、ここ近年は芸術とスポーツを通して、それを力にして何かをする会になってきている。必然的に世間の注目は浴びるけれど、それは意図したことではなく、利害も宣伝も何も考えないで行われることばかりだ。
これはやっぱり素晴らしいのじゃないかな、と今朝思ったりした。

遠くて大変だけれど、スペインから出てくる価値はあるんだな、と認識したところです。

●2003年07月11日(金)

集中プログラムについてーその1

 夏休みはいつも長く滞在できるので思い切ったプログラムが可能だ。
 ここのところずっと気になっているのが、フラメンコ界は「初心者ばかりだ」ということだ。

人気の舞踊だし(私の知る限り20年間で一度も衰えたことがない)人は忙しくなると益々どんなことをしてでも自分を取り戻そう、エンゲル係数外のことをしたいと思うものらしく、フラメンコの人気は根強い。
裾野は広がるけれど、やっぱり勉強については甘いし、目の付け所が悪い。
なかなか上手い人が出ない、というのが私の実感だ。
昔より減っている気さえしてしまうくらいだ。

いつも初級、初級とこのレベルばかりに焦点が当てられているけれど、この夏は初心者とは言えない、一応なんでもかじって知っている、なのにまだ下手、という人にライトを当ててみた。
(このずばりとした言い方、酷いですか?歯に衣着せても仕方ないくらいに、本当に上手くならないのですもの。じゃ、ほら、見せてご覧!どこが悪いか教えてあげるから!ていう日が年に一度あっても良くないです?)
つまりこの夏はそういう丁寧な夏です。

長くいるくせにプログラムが過疎だなぁ、と人が怪しんでいるかも知れませんが、今年は徹底的に参加者を見て、場合によっては分析と宿題を出して「あなたこれこれの日にもう一度いらっしゃい」などと言ってみようかと思ったりもしている。
いえ、いいです。適当にしといてください、と言うなら別に無理強いはしませんが.....

それであのだーーーーーっと空いている日々は、そういうことのためにも活用されます。
時間にゆとりのない事が他の季節のプログラムには多いので、少し視線を変えてアプローチしてみたいのです。

フラメンコ・オーレ正会員のクラス(俗に言うところの生徒ですが)に突然、現れて全員、床に寝てみなさい!!などとテロリストのように命令しようかとも思っています。
私が行くはずがないとたかをくくっていると酷い目に会いますよ。

いつ何時、フラメンコクラスだとウキウキして来た人に突然柔軟と軸のありかについて講義しないとも限らないので、私の帰国の翌日あたりからフラメンコ・オーレ正会員は全員、柔軟ができる用意を毎回必ずしてクラスに出てください。
えーーー!?持って来てないーーーと言う人には顔に墨を本当に塗りますよ。絶対にやります。
墨汁買いに行くようにメールしてあるんですもん、既に(笑)

 さて、いつまでも上体だ、ブラソだ、と言っていたらこのとろとろさ加減では、命が終わってしまう。
じゃあ、何ができないとフラメンコじやないのか?
勿論、ブレリアですよ。これが踊れなくて、何がフラメンコだ、と。恥かきますよ、と。
さっさと何とかしないと、何がスペイン留学だ、コンクールだ、と。

本人も身にしみていると思うのですが、劣等感は克服するまで追いかけて来る。
がっぷりと四つに組んで、やりましょう?
あなた達も嫌かもしれないけれど、私もほとほと嫌。そういう気持ちから真剣にやりましょう?

で、ブレリア特集だし、これもここが本当にダメ、というのを徹底的に追求して上手くなってからドアを出て行ってもらいましょう、というくらいの濃いものです。
つまりブレリアについては、出れない、終われない、なのです。
私もこれらのプログラムは一生懸命考えてみました。だから一生懸命取る方向で検討してください。

それからフラメンコはリズムが悪かったらもう何を着て出て来ようが豚なのです。
言い訳できません。

リズムは自分は悪くないと思っている人が本当に多い。
でもこういうの、ちゃんと知ってる?この速さの感覚、ないんじゃないの?これ、できないと絶対にフラメンコじゃないですよ、というくらい大事なのに、どこでも教えていないみたいだ。

いつも基礎から丁寧に、ばっかり。

でも本当はこれこそ基礎なんじゃないだろうか、と最近思っています。
この際、この本当の基礎をやって、べこべこにへこんで帰って欲しいです。

思い知らないと出来るようになんかならない。
甘やかしていたら年ばかり重ねてしまう。
プロは♪280なんか当然ですが、素人だってフラメンコを三年もやっていたら♪230のバリエーションなんて当たり前

です。足だけじゃないです。振りだってパルマだって、そうして追い上げの足やパルマみんなこの速さでカッコ良く決めれないといけない。これ素通りしてどこが基礎徹底なのか。
フラメンコは速いリズム。強い足音なんかじゃ絶対にないです。
もう、やめましょう?あのダサいドタドタのプランタ、タコンのこれでもか!みたいな汚い割れたゴルペ音。

あんな足をやるプロはスペイン人に一人もいないのに、これだけ公演を見ていて気がつかない、というのがそもそもハングリーじゃない。教えている先生のせいじゃないと思います。
この際、しっかりと目を開け、耳そばだてて本気出していいレッスンしましょう?
これこそレッスン!ていう。

私について行けるでしょうか?
という質問もこの際、もうやめにしませんか?
これが本物、基本っていうのについて行けなかったら、じゃ、あなたはフラメンコやめるのか?
やめないでしょう?じゃ、なぜ聞くの?といつも不思議。

泥まみれにならないで手に入る事なんかじゃつまらないのですよ。楽していたいのなら塩せんべいかじってフラメンコビデオ見ていればいい。それじゃ嫌!ていうんで習っているんだからカッコつけないでもうやるだけですよ。
だって、つまりこうやって苦労するのって楽しいのですよ。それが芸術のなぐさめというものじゃないです?

....私を見て御覧なさいって。フープでつき指はするわ、棍棒であざになるわ、階段は筋肉痛で一段ごとに息を詰める思い。何をしているのかフラメンコダンサーがって。
つまりこうして胆力を練っているし、方向とか距離の感覚を鍛えているわけです。
どっちを見ても私より出来ない人は一人もいないですよ、この合宿には。

みんなのつらーーーーい気持ちはこのように良く分かっての発言です。
だから、いい夏にしましょうよ、いい加減上手くならない?今年こそ!!!!


http://www.flamencoole.com/

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