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2009年04月のセビリア発信・つれづれ草
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●2009年04月24日(金)

最近感じている事

フェリアはまだ日曜まで始まらないのに
もう会場の辺りは凄い人だかりだ。
ここの所 忙しくて朝も夜も無い感じがする。

待ち時間を利用して中村あきら(変換できないくらい難しい一字)先生の分厚いご本を読んでいる。

ちょっと前までは日本は中国で何していたのかな と思っていた。つまり人の国に居るからああいう戦争が起きたのではないか
なんで日本軍がそこに居たのだ と思っていました。漠然と侵略していたのかなという気がしていたので これは恐らく多くの日本の人達が思っている無意識の意識なんじゃないかと思うのです。

1900年を前後して日本人は2000人くらいが あの大陸に住んでいました。満州と言う国は 今、中国人が盛んに日本が侵略したと言いがかりをつけていますが あれは中国ではないのですよ。日本人が中国人ではないように満州帝国の満人は中国人ではありません。満州というのは 万里の長城の外にあることからも分かるように 中国ではありません。あの当時も当然中国ではないので 今の中国から侵略したなんて言われる筋でも理屈でもありません。
満州には鉄道関係とその他の産業で日本人が沢山住んでいましたが ロシアに突然殺されたりします。それがそもそも日露戦争の仕方なく始まったゆえんですがー日本は何年も平和交渉を続けますがロシア帝国は尊大で約束を破って耐え難い暴行ばかり繰り返すんですねーこの過程を見るとそこには軍国主義などと言われる
ものは一つも無いのですよ。
日本は中国ともロシア、ソ連とも いつも防戦で苦労した歴史の連続です。

普通、日本に居る外国人は日本の警察が保護しますよね
突然 日本の暴徒に虐殺されたりはしないわけです。
ところが中国に居た日本人は、中国の暴徒と「警察」にまでやられるのです。あの国は1900年ごろ そういう国で、実は中国の正規の軍隊のもとは山賊です。正式な軍人として訓練と教育を受けた人達が軍隊となるものですけど 歴史を見ていますと
ある日 この山賊、強盗を政府の正式の軍隊にするんです。
これには英国始め世界中が驚き震え上がります。
どうしてそうしたのかと言うと 安く上がるからという理由です。驚くべき事実で、このせいで中国兵の行くところ略奪 強姦
虐殺が止まなかったわけです。日本が南京戦で相手にした多くの兵隊はこの山賊集団でした。だから降伏して来ても懐に沢山の手榴弾を隠していて、いつやられるか分からない状態でした。

日本は中国の正規の軍隊と戦ったのではなくて
多くは 匪賊と呼ばれる山賊です。負けそうになると軍服を脱ぎ捨てて市民にまざって逃亡し、市民の服のままだまし討ちにするという事件の連続でした。
フランスの記者が書き残している記事には
彼らは殺した日本兵の軍服を着ていたと言います。
こういう大集団を何千も見かけたと書いています。

今の中国のすることを見ても驚くのですから
未開の山賊と戦ったあの戦争では 教養の高い武士の魂の残った日本人にはとても苦しい 驚くべき戦いだったろうと思います。

私がどうしてこのようにして毎日勉強しているのかというのは
私のナショナリズムが私をして真実の究明に向かわせるのですが
もう一つには、教育の行き届いた昔の日本夫人達は 中国大陸で
世にも凄まじい強姦と惨殺をされるわけですが
どんなにか恐くて恐ろしかっただろうと 胸が痛むからです。

それなのに ああいういかさまな国の言いがかりを受けて私達は調べもしないで
「戦争なのだから何をしたか分からない」という根拠で
つまりはあの時代の 本当は立場が逆だった自分の先祖達を
その死を、辱めているわけです。

日本の兵隊もどんなにか苦しかったろうと思います。
日本人が警察とは名ばかりの山賊の成れの果てのような軍隊に攻撃されるので仕方なく大陸に渡る訳ですが、ここでも徹底して戦わないように言われているのでかえって命を落としたり
辱めを受けて自殺したりしているのですね。

テポドンを撃たれるのに 応戦と言う形しか取らない今のように
又、ソマリアという危険な地域に派遣される自衛官なのに
攻撃はしてはいけないと縛られていて 命を落とすかもしれない
今の日本と同じです。

挙句の果てに 本当はあちらがした虐殺を
この躾の厳しい隊律の厳格な軍隊であった日本人に濡れ衣を着せている。私達まで そうだそうだと尻馬に乗る。
中村先生の一冊の本も通読せずに。
ただの一編の日本史も検証しないで。

私は弔いの意味を込めて 読み進みます。
どんなにか怖ろしかっただろうと 胸を波立たせながら。
申し訳ありませんでしたと死者に詫びながら。

今、こうやってありもしなかった南京虐殺の本が中国の空港に溢れかえり、映画が10本も封切られるという凄まじい捏造と政治としての戦争を仕掛けられている中、惨殺はまぬがれた後世の私達は 何があったのかしっかりと調べてあげないといけないのではないでしょうか。

週末にもっと平易で一日で読めてしまう本も紹介しますから
是非 心ある読者の皆さんも国の明日のために
この危機の中、歴史認識を確立させてください。

ご一緒に勉強できればと思います

●2009年04月22日(水)

占守島

しゅむしゅとう と読む。
千島列島の最北にある島で とても人間が住めるような島ではなかったと老兵が語る。30とか40メートルの強風が常に吹いているような起伏の激しい島だったというので、私など全く聞いた事もない島なので慌てて調べたほどだ。

日本が戦争に負けて 天皇陛下の玉音放送と言われるあの
ラジオでの国民に呼びかける有名な放送も終わって
つまりみんなが失意のうちに屈辱的なポツダム宣言受諾した
三日後の8月18日に ソ連が突然攻めて来たのです。
しかも未明。真夜中に北海道を占領しようと上陸して来たのでした。これにはこの島に居た日本軍が壮絶な戦いをして勝つんですね。大東亜戦争唯一の勝ち戦とまで言われた戦いだったそうです。

Youtubeでこの証言を見て始めてあの、日本に二つの原爆が落ちてから突然 火事場泥棒のようにして卑劣の限りを尽くしたソ連と言う国の言葉に絶する厚顔さ無法者ぶりに今更ながら驚きます。このあと 日本人はシベリアに連れて行かれるのでした。ここで亡くなった人達は原爆を上回るそうで
私は日本史ではここの下りはまだ勉強していないのですが
シベリアにどうして日本人が連れて行かれたのかが 今一つ分からなかったのですが うっすらと読んだ限りでは騙されて連れて行かれたのだそうです。日本に帰るために乗った列車なのだと思って 例えば満州から列車で騙されてシベリアに大量の日本兵が拉致されたわけです。

不思議なのは 戦後、誰もこれを言わない。
日本はソ連となんか戦って無いわけですが どうして終戦の頃に抑留されたのか 私はついこの間までただの馬鹿な日本人でしたからー歴史不認識という重大な罪においてーこれ、深く追求しないで来てしまいました。

今、中国が捏造で南京がどうしたと国ごとの大掛かりな言いがかり詐欺をしていますが 本当には日本人の拉致とか虐殺ーこれは真正な真実ですーがどれほど多いか知れません。
日本は中国で惨殺暴行は断じてしていませんが
中国人から受けた日本人虐殺や性別が分からなくなるまでの強姦の末の虐殺は数え切れないほどです。
今、盧溝橋事件を始めとする日本人が満州、中国で虐殺された
1900年頃からの世界史を勉強していますが 涙なくして先を読み進めないです。

こんな目に遭って仕方なく軍隊が援軍を送るしかなかったのがそもそもの日本と中国の戦争のきっかけでしたが
日本の政府もまして軍隊も いかに中国との戦争を回避しようと努力したかが分かります。
それは今の私達と少し似ています。ミサイル飛ばされても基地を叩き壊さない。必死に戦争を避けている。
国旗を侮辱されても 抗議もしなければ叩き落さないで金までくれてやる。この、情けない所を除いた全てが昔の日本であってもそうだったことが良く分かります。第二次世界大戦に至るのも
その前の1900年代、もっと言えば19世紀後半から頻繁に起こる日本人への迫害と虐殺があります。これになんと60年くらい耐えます。私は日本の全ての戦争は自衛戦争だったと思います。多くの識者が言うように どのページを見ても必ず中国か米国かソ連、取り分けて全ての背後にはソ連が居ます。

これを勉強しもしないで日本は軍国主義だった 侵略国家だったとなど軽々しく言う私達は 虐殺され続けた当時の日本人への裏切りであり侮辱だと深く反省しなくてはいけません。

東條英樹が、日本の全ての戦争は相手にしかけられて仕方なく自衛したのが全てだと証言していたそうですが 全くその通りなのですね。ちょっと読むと明確に分かります。
では どうして国会議員も国民も侵略した したと言って謝り続けるのか不思議でしたが、答えは簡単で不勉強のために自国の歴史を読んでいない、が真相だそうです。

うちのクラスの誰それ、フラメンコダンサーの誰彼が読んでなくても まぁ 仕方ないですが国会議員が歴史の通読もしていないって驚きます。そんなんで官房長官とか防衛大臣とか首相になるなんて。まして外務省です。

読んでいない。
知らないで相手の言いなりになって謝る、金出す。
こうなんだそうです。

日本は悪かったんだ、と今でも信じて疑わない人は
中村粲(なかむらあきら)著の大ベストセラー
大東亜戦争への道  展転社
を、一読してから韓国にでも中国にでも本当に謝罪しないといけないのか考えたらいいと思います。
むしろ 本当は何があったのか知らないのに相手が泣きながら訴えるから、あるいは国旗を焼き払うからといって信じてしまっては駄目です。これはあの戦争で命を賭けた私達の祖先のその真意が何だったのかを信じもしないで 安物扱いして戦争イコール悪い 平和イコール話し合い で自己満足してしまつている非常に幼稚で軽薄な考えなわけなのですね。

10歩引いて、なんで私達のついこの間の先祖は あのように耐え忍んで戦ったのか。理由があるはずだ、くらいの事は思って疑ってみていいのではないでしょうか。なんだったのだろう?
これほど優秀な民族がー昔は今の私達よりもっときちんとした優秀な人達で溢れていたのですからーどうしてあのような戦争をしたのか調べてもバチは当たらないと思うのです。

たとえば書く事を職業としているジャーナリスト
公務員になろうとしている人、
作家、レポーター、そういう文筆と国家に関わろうとしている人は どう引き下がっても日本の通史を特に近代史を一読も二読もしてくれないと嘘だと思うのです。

それから日本に帰化しようとしている外国籍の人。
一方的に恨みの教育を受けた在日の外国人
この人達は自分のアイデンティティをしっかり見極めるためにも
少なくとも生涯に一度は この中村あきらさんの書かれた本を
読んでくれないとと思います。
これ一冊で近代史はほとんど網羅されていて良く理解できますし
よくある難解な文章ではないのできっちり押さえることができます。
売り切れだったので 古本を買いましたが
間もなく改訂版も出るらしいですし
是非、お勧めします。英文学の先生が書かれているので
学会独特の偏りが無く、沢山の外国の資料も当たって分かりやすく理路整然と書いてあります。

さて、先週とまちがえて報告したフェリアはこの日曜から始まります。けれどももう出来上がっている会場はもう今から出入り激しく、実質もうはじまってしまっていますね。

水曜日です..週末まであとわずか 笑
頑張りましょう!


●2009年04月21日(火)

取り残された花嫁

高校生の上の娘が朝食時に語った自分の学校のある先生のお話。

その先生の若い頃の話を全校生が知っている。
なぜかというと狭い街だし、
教職にいる人が父兄であったりして家庭内で囁かれた事がすぐに子供の友達を通して学内に広まってしまうのだ。
そうやって何年も語られ続ける。
有る意味では生きにくい街だ。

若き日に恋をして身重になり、結婚することになって
式の当日、彼女は教会に未来の夫を待っていた。
花婿はついに現れなかった。

私は衝撃を受けてしまった。
映画でよくあるシーンだけれど
これは年頃の娘を持つ母親には同情しても余りある話だ。
女としては自分の身に起こったように苦しい。
なんとも返事のしようがなくて どもってしまった私に
娘が続ける。

だから先生は一生結婚しなくて
おまけに生まれた男の子はホモセクシュアルになったのよ。

ホモセクシュアルが悪いという観念は
寛大なスペイン人にはさほどない。
けれども そのような息子を持つ母親は
子供への愛とか教育の段階でとても苦しむのは確かなのだ。
その辺の男の子のようには簡単ではない。

今から45分後に娘の担任と面談があるので出かけないといけない。
学校のどこかにこの今朝のお話の先生がいらっしゃる。

だからどうした、というわけではないのだけれど
彼女の孤独を思ってなんとなく気が重い。
担任との面談も 今朝の私には息苦しい。

さぁて、少しメイクして気張って行くかな。

そう思う傍から 祭壇に立つ花嫁のおぼつかない儚い姿が
目の前にちらついて なんとなく悲しい気持ちから立ち直れない。

ああ、人生よ 何故にかくまで....

●2009年04月19日(日)

日本と台湾

朝鮮と中国の目に余るような反日教育の中、
昔と変わらずに日本を慕っている国が台湾です。
前回もこのつれづで取り上げましたが
大変な反響を呼んで国民運動にまで発展しそうな勢いなので
私も微力ながら下記に超抜粋URLを入れておきます。全部で16もある大討論ですが皆さんはお時間がないといけないので
一つ見ただけでもよく分かる14番目を紹介しておきます。
論陣には西村慎吾さんや 台湾の大使、議員、映画監督と様々な大変に興味深いお話しをされていて とても勉強になります。

14/16【討論!】どうしたNHK?!「JAPANデビュー」問題と日台関係[桜 H21/4/17]
http://www.youtube.com/watch?v=vYs4F7vbyuk

放送のシリーズ物なんかには 出だしにタイトルをこう流してですね、本で言えば表紙のようにして毎回流します。

これをタイトルバックと言うのですが、NHKの今回のシリーズ第一弾は、そもそもタイトルバックがもう 偶然でなく明らかに
視聴者の脳に印象を残すような高度なプロ的効果が組み込まれていると言われています。
映画の専門家などからも綿密な検証がなされているようです。
これは私も良く聞くことなのですが一秒の三分の一くらいの画像でも見ている人の脳にメッセージを刷り込むことができるんだそうです。
毎回見ているうちに知らない間に洗脳されてしまう そういう効果を明らかに企画して作られていて、これだけ一つでも放送法違反だと言われています。かえってこういう組み込みは、偶然では絶対に出来なくて非常に高度な技術を必要としています。
天皇陛下をヒットラーの映像の前後に組んだりして、このような意識の刷り込みって 驚きますね。日本国の放送局のすることではないですね。
でも、こういうことが長年行われて来ていて、国民に与える影響と害は計り知れないと 一般の人達からも糾弾の声が殺到しているそうです。

もう一つには これをリアルタイムで見ている外国の人々がいるということを忘れてはいけないでしょう。
つまり、

台湾の高校生というのは90%以上が日本語を第二外国語として選択しているので このゴールデンタイムに放送された番組も多くの台湾人が見ているんだそうです。
そうするとせっかく親から伝え聞いて親日な彼らが 日本発の反日教育を受けることになると言います。
この被害はきっと日本にそのまま返って来る重大な国益の毀損で
このような刷り込みから戦争というのは始まっているんですね。

過去のどの大戦を調べても 鉛の弾が飛ぶ前に
始めに情報操作としての刷り込みとか捏造とかがあります。
あのようなネットも無いような第一次世界大戦でもそうでしたし
第二次大戦は勿論の事 はるか南京戦でも日本は中国の情報戦に負けたのであって、70年後の今日も彼らの「虐殺宣伝」で今も更なる苦しみにあえいでいます。

これは情報戦争で明らかに中国の片棒かついで
作られた番組としか言えないと西村慎吾さんも言っています。
NHKに破防法適用をして解体しないといけないとまで言っていますね。もう署名とか抗議という段階ではないと。

もう一つにはNHKに公開討論を申し入れないといけない。
いかなる根拠で 日本が台湾人に(母国語としての)中国語を禁止したという文句が出てくるのか。これは台湾の方達からの抗議ですが 台湾は台湾語を話しているのであって中国語を禁止するなんていうのは有り得ないのですね。中国語なんて話していないのですから どういう意図を持って中国語が出てくるのか
ありもしない言語をどうして引き合いに出すのか。
なんで「中国」なのか。

国民から徴収した受信料で運営している大きな力を持った放送局が 明らかな意図を持って捏造番組を繰り返しているのは 
一つの洗脳的な軍隊と同じで
放置しておくと国益や名誉を害するというだけでは収まらない。
これはもう 一つの破壊行為であって有識者だけではなくて
普通の良識ある人々も大変心配しています。

国民としての意識と危機を持って一人でも多くの方に知っていただきたいと議員や台湾の元大使などが上記冒頭の討論で真摯に話し合いをしていました。
全部で16もありますから熱心な方は是非全部をYoutubeで。それは厳しいという方は後半のほんの三つだけでも。
14/16だけでも全体が分かりますから ここに紹介しておきます。五分くらいですから是非、見てみてください。

お友達やご家族とも会話に出てくれますよう
及ばずながら私もささやかな応援をして
日本の国を守りたいと思います。

夕べ一雨来たので 今朝は晴れやかな美しい朝です。
花祭り、フェリアの第一日目です。
良い一日を!

●2009年04月17日(金)

ついに出たか NHK

皆さんは先日のNHKで放送された歴史番組をご覧になりましたか?
ジャパンデビュー アジアの一等国というのだそうです。

この間読者の方からも指摘されたパール判事の美談風に作られていて底流に抜き難い反日ー日本のしかも国民放送なのに反日ーが植え込まれていたという番組でしたが...

私はもう一つこれは満州に出かけて散々に荒らしたという日本人についての番組もNHKで見ました。

満州というのは中国ではないのですね 
あれは中国人ではない満族の国でした。
万里の長城の外にあるんですから。
それを意図的に中国だと言い、日本が侵略したという持って行きたい結論にこじつけるんです。あの番組も えっ!?と驚きました。何をやってるのかなと。国内でこういう洗脳目的みたいな番組やって その目的って何?と私は驚いたのでした。NHKって日本のテレビじゃないの?もしかして...そんな疑問に悩んだ物です。

台湾は 今、中国が取ろうとしていますから
その布石としてNHKで盛んに宣伝しておいて日本が手出しや口出しをしないようにという準備を巧妙にしているのだと沢山の人が感じたようです。

台湾の方からも抗議が上がりました。
私も驚いたのですが 番組の中で繰り返し
台湾は漢民族だと言ったのですが 台湾人はDNAからも全く漢民族ではないと証明されているんですが どうしてこんな嘘を言うでしょうか。
これは間違えた、という愛らしいミスなんかではなく、そこにありありとした意図がなくてはできないと多くの識者が指摘していますが私もそう感じるので
国民から視聴料を取って国民のために作る番組であるはずの
NHKが中国の侵略政策に加担するというのは、
ここまで露骨に 計画的に製作するというのは
日本はいよいよ危ないと危機感を大きくしました。

それから当時、日本は台湾で中国語を禁止したと言うのですね

言語統制したと言うのですが 台湾人の母国語は中国語なんかではないのですよ。これではNHKの意図は明らかに中国の先兵となって日本国民を洗脳しようという証拠になってしまいます。
でも、誰が何のために ここまで巧妙にやるでしょうか。

それから日台戦争という造語。日本は台湾と戦争したことなどないのです。歴史の本にも出てきません。この三点だけを取っても
重大な意図的な操作で まるで共産国のプロパガンダ映画のようだと台湾の方から指摘がありました。

台湾というのは とても親日的な国で、それもそのはず私達の祖先は ここでも本当に一生懸命 橋を作ってやり、インフラ整備して 学校や医療や耕地の拡大に それはそれは親身になって助けてあげたのをちゃと覚えて大事に いつまでも感謝してくれているのです。そういうことは取り上げなかった。黒一色に日本が悪い事をしたというー贖罪意識をまたもや植えつける操作ーがあったと物議をかもしています。

偏向報道と言われて久しいですが
中共の手先としての色一色になった番組というのは
ここまでやるかというのは なかったですね。
私は刻一刻と日本の危機が内部のマスコミ乗っ取られから
始まっていると感じます。

どうか皆さん、気をつけて下さい
戦前の日本は それは骨身を惜しまずにアジアの国々のために
尽くしました。それを恩知らずにも逆の事を言う国もありますが
台湾はそうではありません。
インドには感謝をこめて日本兵の像が建っています。
反日なのは中国の政策だということを忘れず
間違った史観をこれ以上刷り込まれないようにして下さいね。

ああ、本当にどうなるのでしょう。
こんな大それたことを平気でやるなんて。

●2009年04月16日(木)

少子化−産まない理由

麻生首相の二兆円が物議を呼んでいるけれど
私は経済の事は 分からない
国家レベルになると益々分からないけれど
何かをやろうとするたびに反対が起きて気の毒だなと思う。
単なる刺激としての給付金でももしかして深い洞察があっての
ことかもしれないし なんでこんなに騒ぐのかなと思う
何で今?
何でこの二兆円?
ODAではこんなもんじゃないのに国民ちっとも騒がなかったじゃない。何なのよ、て気がします。
中国は日本の外貨準備金の二倍も持っているのに
まだ発展途上国なみに日本にお金頂戴という。
なんで出すの?と思うのに まだ出す。
媚中派とか言われている国会議員と経団連などが
とにかく中国とこじれるな出せと騒ぐからよ。
なんでこういうのに国民が10万人とか蜂起して国会議事堂を取り囲むくらいのデモしないかなと思う。

根性も無い癖して 揚げ足取りだけはいっちょ前に!!
ま、江戸っ子としてはこのくらいに腹立たしい。

ここで怒っていても話が進まないので この件は別の機械にゆっくり怒ることにして、まずは少子化について。

どうして産まないか。
環境ホルモンなんかで本当に子供ができないカップルが増えている。これは一つの要因として確かです。

あとは共稼ぎの女性側が いつ、決心して子供を持つのかの
区切れが中々出来ない。
だってそうでしょう?
今や孫の面倒なんてとんでもないっていうおばあちゃんばっかりだもの。保育園とか幼稚園のめんどくささと言ったらない。
用意しないといけないものがあまりに多くて 毎日旅行支度なみに苦しい。
それから近隣に乳幼児を預けられる施設がごろごろあるわけではない。あっても抽選が倍率凄いとか 私立なら費用が物凄い。

朝、自分一人が出かけるだけでも四苦八苦なのに
子供のおしめやミルクやそういうものを必死にそろえてまず預けてから電車で通勤なんて 本当にやれるのかしらっていうくらいに辛そう。
こんなにまでして出勤して 責任の重い仕事ができるのかなというくらいにお母さんはもう疲労困憊している。

少子化が問題だから産めと言われても
家計を大いに支えている自分の給料が無くなれば
とてもじゃないけど家庭にこもって子育て専念できるだろかという いわば稼ぎは男だけで足りる世の中ではない
家事負担だけでもきついのに 出産と育児まで来る。
こんな重責にあえいで子供育てられるだろうかと不安になっても仕方ないですよ。

スペインの一般的な出産というのは結構楽です。
そこいら中に生後六ヶ月から預けられる幼稚園がごろごろしている。これでも不憫で預けられないので大抵は自分の母親に頼む。
日本みたいに人に迷惑かけないで自分のことは自分でしなさいみたいなきつい口きく母親は少ないから みんな喜んで孫の取り合いをする。かくして母親が赤ちゃん預かってくれるからそりゃあ育児の見解の違いでよく喧嘩はするみたいだけど
まずは安心して会社に行ける。毎日旅行みたいにグッズを整えなくてもおばあちゃんがみんなしてくれるからただ措いて行くだけでいい。

次、正餐が昼ごはんですが これも旦那もろともおばあちゃんの家に帰って食事する。
ご飯もやってくれるのよ 母親が。
私はこれは有難いと思う。

実際、ここまでやってくれたら助かるし いいんじゃない?こういう風な時期に母親がサポートしてくれるっていうのは。
こうでなきゃ とても子供なんて育てられない。病気すると幼稚園は預けられないのだから
大事な仕事の山を抱えているときに赤ちゃんが病気したらどうするの?
あるいは自分も病気することもある。

家族で助けてくれる人がいてくれないと子供は育てにくいです。
キャリアの女性は 自分が奥さんもらいたいくらいなんだから
このようにして母親がサポートしてくれないと本当に出産の決心はつかないですよね

私はスペインに来て始めてこういう光景を目にして
こんなに甘えていいんだ!!凄いな これならやれるなと
瞠目しました。子供は社会の子供なんだから身内がみんなでよってたかって面倒見てくれるっていうのは 当然として威張っちゃあいけないけど 親戚側にもう少しスペインみたいに手出ししてあげないといけないという義務というか親切というか寛容な気持ちが無いというのは そりゃあ老人ばかりの国になるだろうなと思う。

日本は女にきつい国だと思うのです。
姑ばかりでなくて自分の母親も 世間も
みんなして辛く当たる。

母親は慣れない育児と孤独で相当辛い思いをかする。
そこへ最近の子供の登校拒否とかいじめとかニートとか
いろんな犯罪を聞けば 尻込みしたくなるのも当然です。

政府だけではなくて 遊びたい極楽とんぽのおばぁちゃん達も
もうちっと優しい使命感が持てないのかなと思いますね

若い女性も ティーン達もみんなで母親を応援してあげようという農耕社会的な親切心が無いととてもやれないです。
だけどこういうことになると世界で群を抜いて不人情な
日本という国が突然 妊婦に優しい国になるとも思えないですね

女が多大な難関を突破しても子供を作ろうと思えないのは
つまりはここです。
夫婦仲良くやるのだって共働きだとめげそうになるのではないのかな。そんな綱渡りなのに一層の努力と危険は女一人で背負い込めないのではないかしら。

私だってずっと日本に居たら子供を持つ決心が中々つかなかったのではないかと思います。

キャリアが専業主婦より楽しいから産まなくなったのではないと思いますね。産む事があまりに大変で目途が立たないからというのがより真実ではないでしょうか。

あと結婚よね。添って苦労がしてみたい!ていい男が居ないもん。女と男の意識とか文化的基盤の乖離(かいり)が物凄く大きい。
劇場で見かけるのは 女ばっかり。男は飲み屋と賭け事なのかな。こんなんで産めと言われてもどうするのよ

違います?

●2009年04月14日(火)

昨年の12月号 筑波大学の教育アットワールドに
掲載された私の原稿です。
もう四月なので出してもいいかなと思うのですが。

私のわくわくスペインをご覧になった関係者の方から
突然原稿依頼がありましてびっくりした経緯があります

スペインの小学校について原稿用紙10枚ほど書きました。
書いてみと意外と行ってしまって範囲内に収めるため
結構削除で苦労しました。
皆さんにも興味がお有りかと思い、以下、出しておきます
......

スペインの小学校―教育活動について紹介
                          
フラメンコ・ダンサー、舞踊教授 友繁晶子
 

(写真のスペース)



スペイン南部、カルメンで有名なセビリア市に住んで28年目です。
この国の学校教育がどういうものなのかは二人の娘の成長と共に一緒に体験してきました。

 小学校は朝の九時に始まり、二時終業。日に五時限の教科は二科目が終わった真ん中で軽食休憩30分挟んで立て続けにやってしまいます。

授業間には公式な休みが無く、教室移動やトイレは適宜処理です。
寒い冬の朝に教師が遅刻して低学年の子供達が校舎に入れないという場面を何度も見かけましたし、時間のいい加減さが私には気になります。
ですが、保護者が咎めるわけでもなく、この国は几帳面にならずにずるずる行くことが一つの余裕というか美徳であると認識しているような感があります。

それでいて門扉の開け閉めには厳格で、始業後には錠前が下り、軽食休みまでは絶対に開けません。

家庭の昼食時間がほぼ二時半からなので、 下校してから食事をします。給食は普及していませんし、厨房もありませんが 希望者だけにケイタリングで実施している学校もあります。

これら日本と比べて貧弱だと思う点は、体育や音楽の授業が呆れるほどにお粗末で、日本のように跳び箱やハードルを教えるわけではありませんし、ピアノの一台も置いていない学校がほとんどです。

また、専門の掃除婦が居るので子供達に掃除を課さないのは、私には抵抗があります。
ただし、日本のように学習塾で午後のほとんどを過ごす子供達は稀で、スポーツや芸術、馬術などで体と心を鍛えることに親も子も、ひいては国も熱心です。

さて、ここでざっとこの国の教育の歴史に触れておきます。

20世紀は、有名な市民戦争とそれに続くフランコ独裁政権が教会と結んで国家統一を目指しました。

知識層や民主主義への弾圧は激しく、 世界の近代化とは逆行して義務教育の制定は1970年代まで成就しませんでした。

(6歳就学、14歳迄)その後、実社会に合わなくなったために90年代に二度変革があります。

小学6~12歳、中学13~16歳、高校16~18歳迄となりました。
大学は入学試験があり、短期が三年と、普通五年制があります。

スペインの教育制度は、ここ10年、20年の急ごしらえで整った次第ですが、私はその割りには大変優れた点が沢山あると思います。
その最大の特徴は 「教育を均一化しない」ということです。

まず、職能別の教育制度です。6~16歳の義務教育の後に、大工や電気工になるための学校やコースがあります。

二年修業ですが、更に二年極めて計四年間の技術専門学校に行った後で、将来の希望が変われば普通の大学に進むこともできます。
これとは別に、芸術家になるための学校が国の教育制度の中に組み込まれています。

すなわち舞踊、美術、音楽の専門家のための学校です。

一、職業舞踊家になるための王立舞踊学校
二、画家、彫刻などの芸術家になるための美術学校、
三、各種楽器の音楽家、指揮者などになるための王立音楽学校

以上の三本の柱が普通の教育課程を進む人達と並行して八歳から始まり、大学まであります。

低所得、母子家庭の子供には奨学金が下りて10年もの専門教育課程が無料になります。

私はこの、日本との大きな違いに接した時に非常なショックを受け、 舞踊家を目指していた自分の辛い子供時代を邂逅してかなりの苦しみを覚えました。

他に、選手権を勝ち抜いているような英才スポーツ選手のための専門訓練所と学校、寄宿舎が一体化した施設がスペイン全土の主な都市にあります。

ここから更にオリンピックにと羽ばたきます。

施設には 学業と過酷な訓練を両立させるために優れたコーチと栄養、保健を担当する専門家を擁しています。

交通ロスを無くして早く休息が取れるように、訓練と勉学と寄宿舎が理想的な組み合わせでプログラムされているのです。

更にスポーツ選手のための国立か州立のスポーツドクターを擁した専門病院があり、特別な身体能力を備えた選手の健康と故障に当たっています。

私の長女が水泳、次女が新体操で 夫々にスペイン選手権に選抜された選手でしたので ある日一般外来の無い、選手だけのための病院で心臓の詳細な検査をされ 初めてこういう病院があることを知ったのでした。

子供は将来 医者や法律家になるばかりではなくて 絵描きや指揮者やピアニストやバレリーナという選択もあるのだと これ等の制度は言っています。

又、特筆したいのは、病気や生まれつきハンディのある子供達にケアが必要なように、特殊な才能の持ち主や知能の高い子供達も一般教育制度の中では苦しむことをスペインの政治家や役人が良く心得ているということです。

ここが本当に優れてきめ細かい、この国の教育制度の素晴らしい点だと思います。

このように職業芸術家やスポーツ選手のための教育が義務教育とリンクして 国全体の教育制度の中にあるので、特殊な才能に恵まれた子供を無差別に主要教科だけで圧迫してしまわないメリットがあります。

日本にはどうしてこれらの予算が無いのでしょう 昔のあのバブル時代にも無かったのは何故なんでしょう….

さて、愚痴は尽き無いので脇に置いて、大事なことは、これほど細分化してあるにも関わらず、更に特殊な家庭環境や移民などの別の言語と文化背景を持つ子供達に学校環境を整えようとする法律が2006年に出たことです。

それは子供達を一般の児童から隔離して特殊学級に入れるのではなく、「一般クラスの中で」サポートして行こうという原理なのだそうです。
例えば 能力が劣ってついていけない子供がいる場合に 学校が州政府に申請しますと それらの子供をサポートする教師をクラスに派遣するのだそうです。

その子供を別のクラスに移さずに教師二人で授業を進めて行きます。これは大変に予算が掛かり、全ての学校に派遣が間に合わない場合には 既に特別教師が居る学校を生徒に勧めます。

転校を余儀なくされますが、常に学区域に一校はあるのだそうです。ですから住まいとかけ離れた都市に通わないといけないということがありません。

問題のある子供を他の一般の子供と差別して教育しないという原理に基づいて導入された制度です。

日本にこのような教師になるための学科があるのか私は知らないのですが スペインには普通の教職課程を終えた一般教師とは別に 英才や、逆に知恵の遅れた子供達のみを専門にする教育学科があります。

私の知り合いの若者に、これを専攻した人が居ます。

その篤実で明るいスポーツマンの彼が根気よく、孤独になり勝ちの子供達と接しているのかな、と思い出すたびに嬉しい気持ちになります。

最後になりましたが、スペインは同性の婚姻が認められているので 両親と言った場合にそれは必ずしも「伝統の男女カップル」を指しません。
例えばお母さん二人の家庭の子供達も居ます。
移民もいれば芸術家やスポーツ選手を目指し過酷な生活を並行させている子供達も居ます。

駆け足でここまで来たスペインの教育制度は、今、この様々な家庭環境から来る様々な能力とハンディを抱えた子供達や両親を、一身に受け止める度量がなくては教師は勤まらないのだそうです。
教師の資質が改めて問われる時代となりました。

まだまだ穴や、不足のあるスペインの教育制度ですが、その目指すところはいつも暖かい人間性と 「一人の個性と才能を、多数に同化させようとしない」懐の深さがあると私は感じています。

●2009年04月13日(月)

休み明けは ラフマニノフと共に

私は職業柄 フラメンコを聞いてくつろぐ、ということが出来ない。特に運転中はとても危険だ。色んな振り付けや足の構想で頭がいっぱいになってしまうからだ。
もうこれは習性でどうにもならない。

だからバックグラウンドミュージックとして仕事をするには
あるいは運転するには どうしたってまぁ踊らないだろうという
曲とジャンルでないといけない。

どれか一つだけ取れと言われれば間違いなくラフマニノフのピアノコンチェルトだ。この始まり!!
私は歴史的にはロシアにもソ連にも言い尽くせぬ恨みと憎悪が
胸にうずまくのだけどーこれは日本の周辺諸国の人達が間違った捏造歴史で培った日本への史観とは勿論同質では無く、正真正銘の史実に基づいて、の筋金入りだー

国としては本当に許せないけれど
ラフマニノフのあの広大な大地を彷彿とさせる作曲は逸品だ。
これに勝る曲が私には思いつかない。
ダントツで胸に響くのはこれで 何回繰り返して聴いても感心する。
こんなにフラメンコと違っていても私はやっぱり踊るのだ。
どうしてもイメージに舞踊が浮かび上がる。もう、どうしようもないけれど フラメンコの時ほど激しくないのでまぁ共存できる程度ではある。

ラフマニノフというのは音楽の教師からピアニストに向かないとまで言われた人で いかに教師に目がなかったかの証明になる。
私には良く分からないのだけれど 非常に広い音域を網羅しているので手が柔軟で大きなピアニストでないと弾き難いのだそうだ。
あの、有史以来、いい事を一つもしない国は、されど偉大な芸術家の宝庫でもある。この相関関係はどうなんだろうと思う。
血の滴るような歴史を繰り返す 厚顔無恥なまでの激しさ、これが偉大と言われる芸術家の根底に必要不可欠なDNAなのかしら。突き詰めて行くのが恐いようなテーマだ。

今、これを書いている間に五嶋みどりさんの演奏が流れている。
この大人のオーケストラ団員がもう音楽なんかやめたいと悲観してしまうという大天才バイオリニスト。わが国にも立派な芸術家が居てくれて嬉しい。

さて、去年以来の私は日本を取り巻く環境と国内も外国勢力にやられつつある危機とで いつも心半分は楽しまないのだけれど
そんな中でも春は来て
花は咲き、
長女は大学入試に勤しみ、次女はNY留学を控えて英語も本気を出さずにはいられなくなっている。
子供は成長して行き、私もこのチャンスに二ヶ月の舞踊留学をしようと考えている。

いつでも どんな時でも 自分の人生に一筋通った専門への追求を怠らないように。

輝くような美しい朝です。休み明けでもまだバケーションから戻らない人達が多いと見えて 今朝の道路はがらんとしていました。本当によく休む国民です、ここの人達は!

長女 本日落第点を取ってしまっている哲学の試験で
生きた心地しなく登校。これ一つ落としただけでも高校を卒業させてもらえません。大学に受かっても取り消しになります。
この先生とは 私も一度まずっています。
若い、ひねくれた教師でクラスの半分を落第にしているとかで
人生、どこに行っても必ずこの手の人による試練有り、と諭しつつ励ます次第です。

皆さんも良い一日を。
この手の苦しみのある方、あなたも頑張って!



●2009年04月10日(金)

宮脇淳子さんについて書こうと思いつつ....


本日、イースターでお休みです。
昨日と今日はお店もみんなお休みでなぁんにも どぅーーーっこもやっていないので 私も踊り手の習性でなんとなく気兼ねですがお休みとしてみました。

水不足で派手な水撒きが自制される中、夏の50度を思うと
お花を沢山植えるのも躊躇われましたが
園芸店に囲まれた地理環境にいるのでつい、見に行くと
安くって沢山あってすごくきれいなので
やっぱり買ってしまう。

家族は結構嫌々ですが 庭の芝刈りなんかを手分けしてやってくれたので ちょこちょこっと仕上げするだけで結構見られる庭になったので 花をいっぱい買い込んで配置したらそれだけで
もう毎日心楽しくなったので やっぱり花はいいなと。

春になるとベンキを塗り替えて花を整えるくらいは毎年しようと思う私です。

この家に来た時から既に真紅のバラがあつたのですが この花が牡丹くらいに大輪で、メロンくらいもあるようなビロードの花を次々咲かせています。その横にはこれまた先住者の植えたカラーが貴婦人のような白いリンとした花を咲かせています。

私はこれに藤を昨年加えて ちっとも育たないのだけれど
今年はなんだか伸びようとしている意欲が見てとれて期待しています。藤を白い垣根いっぱいに咲かせたいのが私の夢です。

赤のバラの対岸に先週 黄バラを買いましたらもう大輪の花を八重に咲かせて本当に美しい。

ローズピンクだと思って植えたバラがなんだかやけにシックな褪せた藤色なので ちょっとなぁ、と思いましたが ま、いいか。

ごたごたに乱れていたローズマリーの低木の陰にバラが息も絶え絶えになっていたので ハサミを入れてすっきりさせてやったら
ツタになるバラが三種類も出てきました。ろくに水遣りもしていなかった不明と無精を詫びながら 垣根に誘導してやりました。

こうしてみると なんとなく断れなくて買ってしまったキゥイフルーツの埋める場所がなくて困惑しています。

家の入り口の垣根にキウイがいっぱいぶら下がったりしたら やっぱりカッコ悪い。ツタの植物みたいなので寄りかかる場所が必要。困ったナァ

昔、園芸初心者らしいお家が 入り口の垣根にどうしようというくらいに育ってしまったかぼちゃをぼこぼこぶら下げているのを見て失笑したのを子供とともに思い出しました。
まさかそんなに育つと思わなかったのでしょうねぇ....

一昨年、人にあげてもあげても余るくらいに 大きなおいしいスモモがたわわに生ったのですが、去年は何故か一つも実が生らなくておかしいなぁ と考えていたらどうも小鳥がみんなついばんでしまったと気づきました。

今年はそうならないように、園芸店に相談したら「鉛の玉とライフルがいいよ」と言われて爆笑しました。スペイン人のジョークの素早いこと。
苦心の末、風にきらきら翻るCDを幾つか枝からぶら下げましたが
これで去年の小鳥が騙せれば幸い。

ご近所の老人からスモモはどうしたのだとクレームついたので
今年はあげれればいいのだけれど。
ピアニストのミエさんからは ビワはまだかえと矢の催促。
これも大木が二本もあって あげてもあげても間に合わないくらいに実が生ります。この家の先住者は随分と生活に役立つ物を植えていてくれたんですね。花だけが足らないですが。

10メートル級の月桂樹の木が どっしりとして奥にあるので
私はシチューのローリエに困ることが無い。
子供の友達が来れば これと一年中絶えないレモンをいつもどつさりお母さんへのお土産として持たせます。
ついでに 漬物になるオリーブの実も沢山こぼれるけど
私は漬物までする気にはとてもなれないのです。
ここまでだけで もう手一杯。
なのにりんごを植えてしまった。
本当は懲りずにまだ桜も植えたい。
お雛様の時期に桃の枝が欲しいから 桃もやっぱり欲しい。
もう場所が無いのですが 低木ちよっとどかせば....

トマトやきゅうりがキッチンの裏庭に生ったら嬉しいと思いましたが50個くらい買っても300円くらいしかしない野菜を育てるのは
気力が足りない。去年やってみても途中で挫折でした。
本当の年寄りになって もしかして家に居るようになったら
再考しようかと。

紫のあやめが欲しくて欲しくて仕方ないのだけど
花屋にいくら注文しても適当でちっとも来ない。
庭はやっぱり和風の花が欲しい。
本当は沈丁花の香りが懐かしい。でもあれってこんなに暑いところで育つのかしら。子供の頃の思い出に この香りがなくてはならない存在です。

かなりの花を抱えて帰っても3000円くらいしかしない。
春になったら このくらいの物は買ってもいいことにしよう。
夏に結構駄目になってしまうのだけど 生き残るのもある。
毎年、イースターの前後は買って良し、としたらいいのでは?
そうだ そうしよう!
人にはこの何倍もの花束をいつも贈っているのだから
自分に買ってやってもいいのではないかと ふと気づいた次第。
なんて安上がりな女なのかと思う。
こんな事で毎日 嬉しいのだから。

これも先住者が植えた15メートル級のツリーみたいな大木がある。この木にクリスマスに飾りがしたくて家が気に入ったのだけどー実際には木のてっぺんに星を飾るには消防車が必要だと知って打ちのめされるーこれにIKEYAで買った簡単ハンモックを繋いで
ゆらゆらできるようにした。
ここで本が読めたら最高だと思ったのだけど
まだ一度も実現できていない。
長女が二回落ちて もう二度と嫌だと憤慨したのと
それをあざ笑って次女が 私に叱られるとここで揺れているだけ。使用状況は2週間でこれだけです 笑

暫くお休みしようとしたつれづれですが
なんかそうも言ってられなくなって出たのでついでに駄文を
並べます。チャノとの事はもう少し時間が経ったら更新する予定て゜います。

さて、今日こそハンモックに揺られてみたい。
中野孝次著 清貧の思想が届いたばかりです
怠け者みたいにしてゆらゆらして読める本でしょうか...気がとがめますねぇ。

●2009年04月07日(火)

チャノ・ロバート


昨晩 チャノ・ロバートが亡くなったという知らせを今朝受けて
明日、早朝にミサとお葬式に出ます。


この最後の歌聖とまで言われているカンタオールの
輝くようなアレグリアス、カンティーニャはもう誰も歌える人がいません。

私とチャノの出会いは 私がまだ15歳の時です。
夫とともに彼の家に呼ばれた楽しい思い出深いハネムーン
それから夫の企画での肝いりのCD録音。

劇場に座っていたかつての少年少女が
いつかプロデューサーとして彼のレコードを出したわけです
そのような深い、長い、感動的なお付き合いがありました。

ああ、あの震えるようなソレア
マルテイネーテ

悲しくて何も書けないので 暫くお休みします

●2009年04月02日(木)

今日は 盛り沢山

輝くような陽光とともに来た生徒は まぁ一々写真を撮るので
一緒に居ると恥ずかしいの何のって...
食べ物が出てくると写真、
食べているところでもワンショット
お給仕のオジサンが親切だと言ってはツーショット
一晩にタブラオをハシゴする。

すっかり出来上がっている新デザインのフェリア正門でも
感動の記念撮影。
ちょうどフェリアが始まる頃には日本に帰らないといけない彼女達です。
矢継ぎ早に質問をしてくるけれど
答えるのは私一人だから聖徳太子のように大変です。

一人、私が六年も七年も前に振り付けたというカラコーレスの話をするのだけれど 今の私の生徒達が踊っているのの2振りも三振りも前のバージョンだから こっちは覚えてもいない。

この賑やかな団体とずっと一日居られるわけでもないので
前後に分けて一部と二部という幕間には
この夏にアメリカに留学する長女の大学にせつせと問い合わせ
メールを出す。もう15通くらい行き交って 私は忘却の彼方から英語を出して来ないといけない。
つまらない手紙でもなんだかんだで一時間もかかったりする。

でも、ふと考える....なんか面白いかなぁと
もう本当の年寄りになったら TOEFLでも受験しようかなと
これは案外いいかもしれないなぁ などと最近思っている。

本当に本当に年寄りになった時の自分が描けないのだけれど
娘達がみんな巣立ってしまうと寂しいとばかり考えていたのに
英語なんかまたやりだすのは楽しいなぁと 一瞬目の前がばら色になった。学生の時に中途半端でやめたものを
また引き出しからずるずる取り出してきてけじめつけるっていうのも面白いですよね。
大学なんて必要ないのだけど 環境としての大学は懐かしいから
入学したらどうかなって思ってみた。
あれって年寄りは駄目なのかしら?

アメリカのリベラルアーツ系の大学で
何か奇想天外な物を勉強してみたいなと。

春はこうやって人を楽観的にする....笑

http://www.flamencoole.com/

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