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初めてのバレエ

〜基本を身につけたい人のための注意事項〜

 
  子供の頃からバレエにはそこはかとない憧れを持って成人した人は多いと思います。 念願がかなって、大人からでも始められると決心した時から注意しないといけない事があります。

それは小さい時から始めるのとは少し勝手が違うのですが、小さい子供にも注意として当てはまる共通の基本でもあります。大人の難しさは、お教室も沢山あり、オープンクラスをはじめとしてカルチャー、スポーツクラブ、ありとあらゆるところであらゆるレベルの教師とカリキュラムのクラスがあまりに氾濫しているということです。

どこがいいか、という問題は各自の判断に任せて、ここではどこにいようと、誰に習おうと、自分でしっかりコントロールできないといけない事柄を挙げておきます。

これこそバレエの基本であり、初心者が絶対に心がけておかなければいけない大切な心構えです。つまり、お教室の中に入る以前の、ドアに手をかけている間にまとめておくべき日々の指針です。

1.ポジションについて

1番から5番(6番はまあ、ちょっとどかしておきます)の憧れのポジションです。
1番とはあの、180度につま先を外向きにした格好ですが、開いて開けないことはないですが、 ちょっと無理がかかっていませんか?
足を見てみてください。小指側の側面が全部少しだけ浮いてませんか?
足の裏全部にちゃんと床を感じて立てていますか?

もしも答えがノーだったら、あなたの開脚の度数は180に行っていません。

少しプリエをしてみましょう。
膝の真下に足先が続いていますか?膝が示している角度が足先の正しい角度です。

膝と足先はワンセットになっていないといけません。よくある過ちは、回りの人がみんな180度なのに自分だけ半分くらいのぶざまな姿が耐えられない、と見栄を張ることです。 足先だけならごまかしごまかし、いくらでも開けてしまうのです。ところが脚の付け根も腰も コントロールできない偽りのポジションですから、これに続く全てのエクササイズに 何の意味もなくなってしまいます。

無意味なだけでなく、体に故障が生まれる原因にすらなるので、バレエをやらなかった方が いいという皮肉な結果にすらなります。 見栄はいけません。お稽古場にいる人達はみんな自分の精進で手一杯なので、 あなたがカッコ良くても悪くても何とも思っていません。 正しい自分の体の認識が全てです。人の体で踊ろうとしてはいけません。 まず、自分の体のすみずみまで知ることです。

始めまして、と挨拶しながら......実は何も知らずに今日まで来たのですから。

2. 開脚の度数を知る

膝と足先の関係でおおよその見当はつきますが、上体が正しい姿勢になっているかどうかが 手がかりの一つになるので、大事を取って違う検算をしてみましょう。

床にあお向けに寝てみます。 背中が全て床にくっついていることを確認して両脚をまっすぐに上げます。 横から見たらLの字になっている感じです。上げている脚の体に対する角度は90度です。 それからゆっくりと左右の脚を開脚します。無理なく止まるところがあなたの開脚度です。 何も体をほぐしていないですし、股関節を開くウオーミングアップもしていませんから、 これが1番何の無理もしない状態の角度です。

あまりに閉じていてがっかりするのが多くの場合普通です。 悲しいかな、現実は受け容れなくてはいけません。 鏡に自分を映した時に他の人の顔を想像しないように、自分の姿をしっかりと意識に刻みましょう。 そうして、レッスンの時には自分にはアラセゴンという角度はなく、それより少し閉じた角度が 最大なのだと覚えておきます。

ロンデジャンをする時にどこが自分の切り替わりになる点かがこれでわかります。 レッスンでは先生はクラス全体に対して進めますから、あなたは自分の体をよく理解して エクササイズに少しずつ修正を加えます。 アラセゴンの代わりに少しエカルテ気味というように。先生の指示と違う結果になりますが、 これは不遜な態度でも生意気でもありません。 あなたにその角度がないので、無理してやって出来ることではないのです。 そして優秀な先生にはそれは一目でわかりますから、心配しなくても大丈夫です。

同様にして5番が無理なら3番をお勧めします。
3番にして脚の内側の筋肉を感じながら鍛えて行くのが一番理論的だと思います。 また、こうすることによってエクササイズをアンデオールにきちんと入れて行こうとする 丁寧な態度が育めるからです。 角度は全てのエクササイズで閉じ気味になりますが、閉じられた限界で目一杯の 正しいエクササイズが実行できる事は、見栄を張って、あるいは無知のために全てが台無しに なるよりずっと舞踊として高度であり、尊重すべき姿勢なのです。 柔軟や慣れによって少しずつ開くようになって行くので、その度に少しずつ更新して行くのが 全過程の基本事項の第一になります。

 
 

http://www.flamencoole.com/ballet/index.html

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